現在Solariant Capital, LLC「以下Solariant」 は、アメリカ合衆国南⻄、南東部 (アリゾナ州, カリフォルニア州, ニューメキシコ州, フロリダ州, ジョージア州, ケンタッキー州)において、1,000,000kW 以上の太陽光発電、2,500,000kWh 以上の蓄電池システムプロジェクトを開発しております。Solariantは市場規模、実現可能性と開発コストのバランスをとる独自の包括的な内部調査と選択プロセスに基づいて、慎重に市場に参入しております。米国において開発業務を開始してから二年の間、Solariantは1,000,000kW 以上の太陽光発電所を確保し、2022年度中には2,500,000kW以上の開発を目指しております。Solariantは大和エナジー・インフラ株式会社との間で、米国における太陽光発電案件及び蓄電池案件の共同開発に関する協定書を2月2020年に締結しました。今後は共にプロジェクトを開発し、NTP（着手指示）またはCOD（工事完了）の時点で購入者に施設の所有、運営、保守等を引き渡す予定ですが、場合によっては設備を保持することもあります。

中部電力株式会社、稲畑産業株式会社、太平電業株式会社、東京産業株式会社、日立造船株式会社及びSolariant Capital株式会社「以下ソラリアント」の各社は、ソラリアントが設立した「福山バイオマス発電所合同会社」との間で匿名組合契約を締結しました。なお、ソラリアントも上記の５社に加えて「福山バイオマス発電所合同会社」に出資を行います。広島県福山市に建設を予定されている福山バイオマス発電所は2025年5月の運転開始を目標としており、年間の発電電力量は約3.8億kWh（一般家庭約12万世帯相当）を見込んでいます。日立造船株式会社がバイオマス発電所の建設工事を行います (2022年着工予定)。なお、三井住友信託銀行株式会社をアレンジャーとするプロジェクトファイナンスによる融資契約も締結しました。

出資者である中部電力株式会社、三菱UFJリース株式会社、バイオ燃料株式会社とともに、Solariant Capitalが開発した50MWpのバイオマス発電事業を茨城県神栖市に建設するため、2019年9月30日にプロジェクトファイナンスによる融資契約を締結。このバイオマス発電プロジェクトは、パートナー4社による合弁プロジェクト会社「Kamisu Biomass Power Generation LLC」を通じて建設、運用、管理され、シニア・プロジェクト・デットは三井住友信託銀行、メザニン・デットは三菱UFJリース株式会社がアレンジします。50MWpのプラントでは、パーム核殻（パーム油の副産物）や木質ペレットを中心としたバイオマス燃料を使用し、日本の11万世帯が消費する電力量に相当する年間約350GWhの電力を生産します。

愛知県田原市にある田原市バイオマス発電所は、港に隣接した約5ヘクタールの土地に建設されます。このプロジェクトは、日本の固定価格買い取り制度 (FIT)に基づいて開発されており、50MWpの容量を発電する予定です。本プロジェクトは、電力会社との接続契約、経産省から事業認定、建設・運用に必要な許認可を取得しています。このバイオマス発電所が完工されると、Solariant Capitalの100％子会社であるLumino Biomass Fuel Inc.の木質ペレットを利用して、年間3億5千万kWh以上の電力を発電し、日本の約11万世帯のエネルギー需要を賄うことができます。

Solariant Capitalは土地購入・リースオプション契約を通じて、プロジェクト敷地を確保し、経済産業省の事業認定と電力会社の接続許可を取得しました。その後、Solariantは、EPC・土建業者、コンサルタント、O&M事業者を含めたプロジェクトチームを組成。土地開発、着工に関する必要許認可の取得（県、地元政府との交渉）も実施。霧島発電所は11月2015年にファイナンシャルクローズを完遂し、2017年に運用を開始しました。

Solariant Capitalは、島根県で41.3MWの太陽光発電事業を地元の開発事業者と共同開発しました。Solariant Capitalは、(1)土地所有者との土地購入オプション契約によりゴルフ場の敷地権を獲得、(2)電力会社との最適な系統連系ルートの交渉、(3)土木、機械、太陽電池のエンジニアリングチームの編成、(4)EPC契約の交渉、(5)住民の懸念を解消するための説明会の開催、(6)出力と収益性を最大化するための最適なプラント設計の分析を行いました。

Lumino Biomass Fuel Inc. はSolariant Capital LLCの子会社であり、現在フィリピンで３か所のプランテーションサイトと木質バイオマス燃料工場、バイオマス発電所、プライベートバースを開発しております。建設後は、年間75万トンの木質ペレットを供給し、170MWpのバイオマス発電所およびバイオマス混焼石炭火力発電所の燃料として使用することができます。原料は、3つの植林地（合計45,000ヘクタール以上）から持続的に調達され、持続可能な森林管理を推進する国際的な非営利団体であるPEFC（Programme for the Endorsement of Forest Certification）の認証を受ける予定です。私たちは、継続的に収穫量以上の木を植え、持続可能な森林管理に関するPEFCガイドラインを厳守します。

Solariant successfully developed three other green field utility scale solar projects throughout Japan over a three year period. The projects are located in Kumamoto, Kagoshima, and Nagasaki Prefectures. Solariant managed each project from initial site selection to development and financing.